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5月8日の「母の日」を前に、FOOD&COMPANYゆかりの方々に伺うそれぞれのお母様とのエピソードや母から受け継ぐ自身の暮らしのルーツを教えていただくインタビューシリーズ。今回は、FOOD&COMPANYのご近所さんであり、家庭でも気軽に楽しめるモロッコやトルコ料理が人気の料理研究家・口尾麻美さんにお話を伺いました。

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インタビューvol.2 料理研究家・口尾麻美さん

口尾さんのお母さんが大切にされていた「衣・食・住」のこだわり、そしてご自身の今につながっている事はありますか?

「母は、着なくなった洋服は人に譲ったりして、クローゼットはいつもすっきりさせていました。あまり執着を持たず、空間をシンプルにキープする母なりの暮らしのこだわりのようなものを感じました。“何かを手放すと新しいもの(コト)にめぐり会える”という母の精神を受け継いで、クローゼットは季節や自分のタイミングで必要かどうかを見極めるようにしています。

また、きれい好きで掃除をするのが得意だった母。いつも家に良い空気が漂っているのは、そのおかげだと子どもの頃から思っていました。自分の生活の中にもそんな良い空気を漂わせたいと、毎日全部とはいきませんが、できるだけ床や水回りはきれいにするよう心がけています」。

口尾さんの現在のライフワークでもある「食」についてはどうでしょうか。

「“炊きたてのごはん、温かい食事、食べきれる分だけ”。子どもの頃の食卓の風景といえばいつも、温かい湯気のたった炊きたてのごはん。温かい食事は何より、幸せな気持ちと満足感があったのを覚えています。今は夫とふたり家族なので、その都度食べきれる分の料理を作り、毎食できたてで温かい食事を心がけています」。

何事においても、当たり前の事を継続していく事が一番難しい事のような気がします。暮らしの原点である「家」の中の空間・環境を整え、出来立てのご飯を家族で囲む。口尾さんのお母様は、そのことの大事さをご自身の背中でしっかりと示してくださったのですね。

最後に、大切にしているお母さんからの言葉があれば教えてください。

「“相手は自分の鏡”という言葉です。自分が笑顔でいたら自然とまわりの人も笑顔でいてくれる、逆に身近な人が不機嫌な顔をしていたいら自分もそうなっているかもしれない、と気をつけています。この言葉は、人に対してではなく、いろいろな意味で自分を正してくれる言葉です」。

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口尾さんの暮らしには、お母さんからの教えがとても色濃く受け継がれているのが伺えます。家族が心地よく暮らせるような工夫を、日々の生活に粛粛と取り入れていらっしゃった口尾さんのお母様。基本を大事に、できる範囲で取り入れて暮らしを整えていくこと。そんな基盤があるからこそ、口尾さんの生み出す料理には、柔軟性にとんでいながらも軸があり、そして食べた人を温かく、幸せな気持ちにしてくれる優しさを感じることができるのだと思います。

あなたも母の衣食住へのこだわりを思い出して、今の暮らしを見つめてみては?今まで気がつかなかったけれど、お母さんの影響を強く受けているご自身の習慣に、改めて気がつけるかもしれません。

口尾麻美

料理研究家。トルコやモロッコなど旅先で出会った料理を家庭でも作りやすいレシピとして提案し、雑誌や書籍など様々なメディアで活躍。FOOD&COMPANYでは、「クスクススマイルプロジェクト」としてクスクスを囲むイベントを定期的に開催。

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